小児科

診療内容

小児内科疾患全般を診療しています。一般外来や慢性疾患(低出生体重児、喘息、内分泌・代謝疾患、腎・血液疾患、てんかんなど)を持つ患者さんの日常管理を県立宮崎病院や宮崎大学病院の先生方と連携して行っています。 予防接種や乳幼児健診も行っています。健診の時期は、3~4カ月、7~8カ月、1歳です。 ※健診の際は、母子手帳をご持参下さい。

アレルギー

アレルギーの症状
アレルギーと一口にいっても様々なものがあります。 皮膚にでればアトピー性皮膚炎、目ならアレルギー性結膜炎、鼻ならアレルギー性鼻炎、呼吸症状なら喘息、また消化管アレルギーというものもあります。 花粉症も植物に対するアレルギー症状です。 アレルギー症状の原因になる物質が食べ物である場合を食物アレルギーと呼びます。 症状の出方はさまざまですが喘息発作がでたりじんましんができたりすることが多いです。
食べ物とアレルギー
アレルギーの原因になる物質を避けることが日常の管理の基本となりますが、小児期のとくに食物に対するアレルギーは自然によくなる(症状がでなくなる)ことが多く経験されます。 成長面のことも考えてできるだけ不要な食物制限(除去)を行わないようにすることも大切です。
アレルギーの対処
アレルギーの病気を考える必要がある方では参考として血液検査(IgE、特異的IgE)を行うことがありますが、結果の評価は慎重に行うべきです。結果が陽性に出たものをすべて食べないようにするということはデメリットの方が大きいです。一緒に考えさせてもらい適切な管理をしていきたいと思います。またある時期除去を必要とする場合でも計画的に試していくことも可能な場合が多いです。ご相談いただけるとうれしいです。
また同じアレルギーの病気でも軽症から重症までさまざまな程度があります。最も重症なものはアナフィラキシーといって強い呼吸症状や呼吸困難、血圧低下などが急速に進行して最悪な場合、死にいたることもあります。そのような場合、一刻を争って救急治療を受ける必要があります。また改善した場合は再発予防策と再発した場合の対策とを考えないといけません。重症となる経過を経験した方ではご相談の上でエピペン®という自己注射器を携帯してもらうようにすることがあります。最重症の場合、短時間で悪化してしまうので症状を自覚した場合に自分で投薬をしてもらうためのものです。過去に激しい症状を経験した方はぜひご相談ください。

予防接種

5年前くらいとくらべてさまざまな予防接種が新たに行えるようになってきています。 とても多くの予防接種がありどの順番でいつ接種を受ければいいのかなど考えるのは難しいだろうと思います。 いくつかの基本を知っておいていただければあとは医療機関で一緒に計画を立てていきましょう。

予防接種の種類
予防接種には不活化ワクチンと生ワクチンとがあります(一番下に例を記します)。 不活化ワクチン接種後は1週間の間隔をあけて他のワクチンが接種できますが、生ワクチンの場合は4週間の間隔をあける必要があります(そのうちにこの規定も変わる可能性はあります)。
接種できるときにどんどん接種をしていきましょう。とくに生後2カ月から接種可能となる肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンはできるかぎり2カ月になったらすぐにでも接種しましょう。それから同時接種が基本です。これだけ多くのワクチンを1回に1つずつ接種していたのではものすごく長期間かかってしまい、予防が必要な乳児期に必要な予防接種ができないという事態になってしまいます。心配な場合はご相談ください。いまわかっている範囲でご説明したいと思います。
予防接種で予防できる病気(Vaccine Preventable Diseases;VPD)はどれも、かかってしまった場合非常に重たい症状になったりつらい状態になったり後遺症を残しうるようなものばかりです。実際に重たい症状になった患者さんを診療してきたつらい経験からも、ぜひ積極的に予防接種をうけていただきたいと願っています。
不活化ワクチンの例
三種混合、ポリオ、日本脳炎、肺炎球菌、ヒブワクチン、B型肝炎、インフルエンザ、 ヒトパピロマウイルス(一般に子宮頸癌ワクチン)
生ワクチンの例
MR(麻疹風疹)、水痘(みずぼうそう)、ムンプス(おたふくかぜ)、ロタ、BCG
予防接種について詳しくはこちら
  • インフルエンザ予防与診票がダウンロード頂けます。ご記入いただき、受付の際にお渡しください。

※インフルエンザの予防接種は10月から12月まで受け付けております。 それ以外の期間でご希望の方は別途ご相談ください。

成長・発育

 
子どもさんが小柄であることで心配される方は多くおられます。 目の大きさや鼻の高さが人それぞれ異なるように体格も個人個人で異なります。
病気ではない単なる小柄というだけのことも多くあります。 また栄養がうまく摂取できていない場合も発育不良となり結果として小柄になります。 逆に、さまざまな慢性の病気が原因で成長発育が悪くなることもあります。 心臓・腎臓・肝臓・アレルギー・呼吸・腸の病気・貧血など血液の病気・骨軟骨の病気 などなどさまざまな原因で成長が滞ります。
成長曲線での評価
診察をさせてもらう場合、まずは正常範囲内として小柄であるのか、病気が隠れているかもしれない体格であるかについて成長曲線などを用いて評価を行います。
横断的標準新調・体重曲線
  • 女子(0-24カ月)
  • 女子(0-18歳)
  • 男子(0-24カ月)
  • 男子(0-18歳)
画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
1回だけの評価でははっきりしなくて、継続してみていくことで成長の速度がゆっくりになってきていることがわかることもあります。このためしばらく定期的に身体計測をさせてもらい再評価をしていきます。 上述したような心臓・腎臓・・・などの病気である可能性を診察や検査などで否定していきますがそれらに問題はなさそうである場合、ホルモンの問題がないかを検討します。
成長に関わるホルモンと検査
成長に関わるホルモンで主なものは3つあります。 ○甲状腺ホルモン ○成長ホルモン ○性ホルモン です。 とくに幼児期~学童期の低身長で問題になることが比較的多いのは成長ホルモンです。

検査としてはまず手のレントゲンを撮影して骨の発育具合を調べたり(骨年齢;こつねんれい)、血液検査を行い成長ホルモン分泌の目安となるソマトメジンC(IGF1)という項目を調べます。 成長ホルモンがでていなさそうだと推測した場合には負荷試験という検査をおこなって、診断を確定させます。2時間くらいの検査を2~3日間で行います。 外来でもできる検査ですのでご相談ください。

またそのような病気があるなしに関わらず、よく食べてよく遊んでよく寝ることが実はとても大切です。検査や薬剤だけでなく日常の生活で不安に思われていることなども教えてもらえるとうれしいです。

院長:弓削昭彦(小児科)

専門医
小児科専門医(2007年10月~)
経歴
1993年3月 長崎県立諫早高等学校 卒業
2000年3月 長崎大学医学部 卒業
2000年6月 長崎大学医学部付属病院 小児科
2001年12月 健康保険諫早総合病院 小児科
2002年12月 国立佐賀病院 小児科
2003年12月 平戸市民病院 小児科
2004年6月 長崎大学医学部付属病院 小児科
2005年6月~2013年12月 宮崎県立宮崎病院 小児科
2014年2月 ゆげ小児科・弓削整形外科 開院
所属学会
日本小児科学会
日本外来小児科学会
日本感染症学会
日本小児感染症学会
日本神経感染症学会
日本小児救急医学会
日本小児神経学会
日本重症心身障害学会
日本小児アレルギー学会
日本小児内分泌学会
主な講演など
2010年 宮崎市郡医師会病院研修会で新型インフルエンザについての講演
2011年 日本医師会生涯教育協力講座で予防接種についての講演
2012年 宮崎県看護協会で小児救急についての講演
2013年 宮崎県看護協会で重症心身障がい児・者についての講演
2014年 宮崎県病院局で小児の持食・嚥下についての講演
県立病院内では小児救急、小児の日常診療、けいれん、栄養、胃腸炎診療、呼吸器疾患診療、成長.発育,神経感染症などについての講演を多数行っていました。 学会発表は小児感染症、小児救急、小児神経感染症などの領域を中心に多数行っています。
お問い合わせはこちら
電話0985-25-7115 受付8:30~17:30
診療時間:小児科
午前:8:30~12:20 午後:15:00~17;30
診療時間:整形外科
WEBから診療予約ができます。
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ゆげ小児科・弓削整形外科
〒880-0806
宮崎県宮崎市広島1丁目1-18
TEL:0985-25-7115

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